シニアの犬・猫との暮らし
ワンちゃんネコちゃんの寿命も延びてきて今では10年以上生きる子たちが多くなっています。
高齢になることで目が見えなくなったり、耳が遠くなったり、病気にかかりやすくなったりなどケアが必要になってくる場面も出てきます。
そこで今回は高齢になった時、ワンちゃんネコちゃんが快適に生活出来るように、高齢のペットとの暮らし方や高齢のサインなどについてご紹介します。
そもそも犬・猫の高齢期は何歳からなのか?
ワンちゃんネコちゃんは人間よりも何倍ものスピードで歳をとっていきます。
ワンちゃんの場合、小型犬は11歳以上、中型・大型犬は8歳以上、超大型犬は6歳以上、
ネコちゃんの場合は、11歳以降がシニア(高齢期)と言われています。
どのワンちゃん、ネコちゃんも必ずこの年齢になったら高齢化するわけではありませんが、この年齢を目安に徐々に体力は落ちていきます。
高齢化のサイン
ワンちゃんの場合
・歯周病や歯の黄ばみ、口臭がきつくなる
・被毛の量が少なくなるパサつく
・目が白っぽくなる
・イボやしこりが出来る
・食欲の変化(増える場合も減る場合もある)
ネコちゃんの場合
・歯周病や歯の黄ばみ、口臭がきつくなる
・被毛の量が少なくなるパサつく
・目ヤニが出てくることが増えた
・爪が伸びやすくなる
・食欲の変化
などが多くあげられます。
行動面での変化で一番分かりやすいのは、動きが鈍くなる、寝て居る事が多い、名前を呼んでも反応しないなどです。行動の変化の場合認知症の可能性もあります。
小さな変化でも後に大きな病気やケガに繋がってしまう事もあるので注意しましょう!
シニアのワンちゃんネコちゃんの為にできる事
シニアのワンちゃんネコちゃんは、今までできていたことが出来なくなり体が思うように動かなくなっていくことが多いです。その変化にいち早く気づき対策してあげましょう。
例えば、、、
・フードをシニア用の物に変更する
・滑らないよう定期的な爪切りや足裏足周りの毛をカットする
・ブラッシングをして血行をよくし、皮膚の状態も普段の生活でチェックする
・歯磨きを行い口内を清潔に保つ
・滑りやすいような床にはマットを敷く
・家の中で事故に繋がるような段差をなくす
・寝床の近くにトイレを置く
などが私達飼い主にも出来る事です。
ワンちゃんネコちゃんがシニアになると今まで当たり前できていたことが出来なくなってしまいます。
それはワンちゃんネコちゃんにとっても、辛くストレスです。
ストレスを少しでも減らしてあげられるよう私達飼い主が少しの変化にも気付き、快適な生活が出来るような環境を作ってあげましょう!
今回ご紹介した注意点や対策をぜひ実行してワンちゃんネコちゃんとの暮らしを楽しんでくださいね♪